10/25(土)
我が家も、10月1日から新米になった。
私が住んでいるところは、程よく田舎。
農地はさすがにないが、農家をしておられる家が、近所に
いくつかあり、無農薬・減農薬で手塩にかけた農作物を
お宅の玄関先で、とても安く売って下さるのだ。
まさに地産地消で、売る側も買う側も、運送コストが
ほとんどかかっていない。
(今、はやりのフードマイレージが小さいということですね。)
私が、利用し始めたのは、今年に入って間もないころ。
玄関先に並ぶ、その季節の野菜は、どれもその日の朝収穫
されたもので、とてもおいしく、一番にそのおいしさのトリコに
なったのは、娘だった。
子供の味覚が一番敏感ですぐれていると、食の本に書いて
あったけれど、本当にそうだった。
料理の本を見ながらだと、つい、今収穫の時期ではないものを
欲しがることがある。
食のほとんどは、グリーンコープを利用しているので、収穫時では
ない農産物は、当然買うことができず、スーパーで買ったりして
いた。
が、ここの農産物を買うようになって、今、収穫時ではないものは
そこまで欲しいとは思わなくなった。
旬のものに、勝るものはないことが、改めてわかった。
その時期だから、その気候だからこそ、その作物のおいしさが
あって、それを自然と食べたくなるのだなぁと。
今だと、やはり、サツマイモ。
なぜか、この時期になると、食べたくなる。
そんなものなのねと、気がつかされた。
(ここで、ちょっと、思い出した。
私が、小学生低学年ぐらいだったと思う。
きゅうりとトマトが、食べたくなり、母に言うと、今は時期じゃ
ないので、食べられないという返事。
八百屋に行っても、当然ない。
ほんの30数年前は、季節のものを、その季節に食べると
いうのが、当たり前だったんですよね・・・
私は、このことで、きゅうりとトマトが夏野菜だと覚えたので
とても、記憶に残っているのです。)
話は、大きくそれてしまって、冒頭のお米の話。
お米は、結婚してからずっと、主人の実家のお世話になって
いる。(おかげで、とても助かっている
)
が、いつも利用している、農家Tさんのところに、新米が収穫できた
ということで、今月1日から、我が家も新米になった。
新米は、どれもおいしいと思うけれど、Tさんのお米は格別
実母に、「なんか、ここのは違う気がするっちゃん。めちゃくちゃ
おいしい。」と言うと、「お米屋さんで、新米って売っとっても
各農家が作った玄米をひとまとめにしてから、精米して、包装
するけん、いくら品種が同じでも味が落ちるとよ。
せっかく作っとうのにね。同じ山の田んぼでも
山頂かふもとかで違うし、海寄りか山寄りかでも違うけんね。
もったいないね。」とのことだった。(実母は、農家育ちです。)
Tさんが、手塩にかけて育てた、混ざりけのないお米。
おいしいのは、当たり前です。
これ以上の贅沢があるだろうかと、毎回食事の度に、思う。
そして、数日前、新米が終わり、今までのお米にした途端
(一言も、言っていなかったのに)、ご飯をちょっとしか
食べなくなった娘。
ほんっとに、贅沢じゃ
そして、私。
あと、5㎏だけ新米買ってこよう。今しか新米は食べられんけん。
今あるお米は、新米が終わって、ちゃんとありがたく食べるけん。
今しか、食べられんけんね。
自然に体が欲しがっとうけんね。
しかたないもんね。
ほら、娘も新米がいいみたいやし、そうそう、大黒柱のお父さんの
ためにも、主婦として、妻として、しっかり食べてもらいたいしね。
めちゃくちゃな言い訳です。
結局、私も食べたいのです。
農作物の神様、今あるお米は、ちゃんとありがたく食べます。
だから、今だけ、新米の贅沢を、お許し下さい。
なにせ、食欲の秋ですから
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